2016年6月16日木曜日

Shinpuku Saikan Azabu-jyuban(新福菜館 麻布十番店)


Categories: Food, Ramen
Recommended menu:  Regular size Ramen (中華そば並)
Instant Review: Feeling very simple soy source flavor Kyoto traditional style Ramen
Price: 700 yen (choose 2 flavor)
Location: Azabu-jyuban, Tokyo(麻生十番/東京)
Nearest Station: Azabu-jyuban Station(麻生十番駅)
Addresses: 1-2-5, Azabu-jyuban, Minato, Tokyo (東京都 港区 麻布十番 1-2-5)
Phone: 03-6441-3395 (+81-3-6441-3395)
Business hour: 11:00~23:00 / Open 7days(定休日なし)



元々関西出身で京都に長く住んでいた私。東京には有名無名ラーメン店は無数にあれど、個人的に一番口に合うのは、京都スタイルな醤油ラーメンです。というかシンプルな京風の中華そばのようなものを単純かつ定期的に欲するのですが、意外にも京都系以外のお店では見つからないものなのです。



そこで、ふと知り合いが以前、東京にも京都発の有名ラーメン店”新福菜館”があるという話を思い出し、妻とともに自宅から一番近くにあると思われる麻布十番店さんへ。


券売機を見た段階で京都仕様でやや興奮。中華そば(大、中、小)の表記並びに料金設定が本家さながらだったもので。。。

余談ですが、京都で過ごした学生時代にアルバイトをしていたレストランのオーナーシェフの方(生まれも育ちも京都)が、地元のラーメン店で、関東出身の大学生が注文時にサイズを例えば、中華そば大とオーダーせずに中華そば大盛りとオーダーするのが、なんとも腑に落ちないと語っていたことが思いがけずフラッシュバック。


そして私が知りうる限りの東京在住の京都人が皆一様に口に揃えて言う”京都の新福より美味しい”と言われる炒飯も当然のごとく、オーダー。



どこぞのダークヒーローも真っ青なほどの漆黒の炒められた米粒は、同じく漆黒のスープに浸かった麺との相性が抜群。

庶民の味ということで、妻とはよくラーメンを食べにいくのですが、大体いつも食べ終わった後に、決まり文句のようにどんなに美味しかろうと「ちょっと違う、京都と違う」と口にしますが、この日だけは、正直しつこいくらいに帰りの地下鉄で妻に「ひさしぶりに”ラーメン”を食べた、京都のラーメンを!」と連呼していました。

余談ですが刷り込みとでも言いましょうか? 京都のラーメンのイメージはラーメン好きで知られる、我らが”くるり”の岸田さんが、オススメしていた、京都に住んでいた当時、たまに通っていた”元町ラーメン”なるラーメン店さんの”毎日食べたら確実に身体に支障を来す”という”純然たる黒”としか形容できない醤油ラーメンの印象のせいで、ラーメンもとい中華そばはこういうものだというイメージが、初恋と同じくらい頭の中にこびりついて離れないのです。

というわけで、この日私は、ひさしぶりに”ラーメン”を食べましたとさ。